【安積疏水麓山の飛瀑】

 明治15 年(1882 年)に郡山の開成社等の有志が安積疏水の通水を記念して麓山公園の一角に築いた人工の滝。安積疏水事業の記念碑的建造物で、当時の安積疏水の最終地点の一つ。石造で、2つの石積みの間から水路へ水が勢いよく流れ落ちている。
 当時の右大臣だった岩倉具視が『農業用の施設を鑑賞用に使うとは何事か』とこの滝を見て激怒したが、実は勘違いで製糸業の動力源として利用するためのものだったという逸話もある。国登録有形文化財.。
【所在地】郡山市麓山一丁目347