入植者の碑・牛庭原【旧松山藩士族】

 松山藩士族の愛媛開墾社は明治15年に15戸が入植し、後の入植者を加えて総数で18戸になった。愛媛出身で東京駒場農学校に勤めていた田中利助、開成山農学校の教師、飯田定一の指導で安積の地で初めての種甘藷(サツマイモ)の栽培を成功させるなど、農業改良、栽培方法が優れていた。地元の三嶋神社は、伊予の三嶋神社の御分霊を祀った。

入植者の碑・旧松山藩士族は、大久保神社の近くにある。