【八菅神社】

 旧土佐藩の入植者のうち、山田原(逢瀬町)には20戸が移住してきた。入植者たちが菅原道真を奉斎し、地元の農家が八幡太郎を祀っていたことから、八幡と菅原の一文字ずつとって合祀し、八菅神社を祀ったとされる。
 異郷に移って生活の喜びや娯楽に乏しかった入植者たちにとっては、神社の祭礼は唯一の楽しみとなっていた。

【所在地】郡山市逢瀬町多田野