【麓山公園】

 江戸時代の文政7年(1827年)に、当時の郡山村が宿場町に昇格したことを記念して建設された。
 明治初期には町内の有志が、ほぼ現在の公園の形に造成し、共楽園と呼ばれていた。
 安積開拓の歴史を伝える公園でもあり、園内にある「安積疏水麓山の飛瀑」は明治15年(1882年)に完成した安積疏水を記念して造られた。安積疏水の通水を盛大に祝った公園でもある。  
 弁天池と呼ばれる池には弁財天をまつる祠がある。赤松が水面に映し出される美しい光景と緑豊かな園内は、たくさんの市民の憩いの場になっている。