【安積開拓入植者住宅・旧小山家】

 明治15年(1882)に愛媛・松山から牛庭原(現・安積町牛庭地区)に移住した「愛媛松山開墾」15戸の中の一戸で、当時の開拓者の代表的な住宅の形を伝えている。郡山市指定重要文化財。
 旧松山藩士族の室崎久遠が明治政府から補助を受けて建築し、室崎が転出した後、旧松山藩士族の小山宇太次が入居し、以降、小山家の所有となった。
 この建物は、平成5年(1993年)、小山家の子孫により郡山市に寄贈され、安積開拓を顕彰する上で重要であるとして移築復元された。原野開墾に挑んだ入植者たちの生活の様子を伝えている。

※地震の被害により休館中。

【所在地】郡山市開成三丁目3-7
【入場料】一般200円、高校・大学生100円。
     65歳以上、中学生以下及び身体障がい者手帳等の交付を受けている人は無料
【問い合わせ】郡山市開成館 電話024(923)2157